# UI エディター 初級 アーティスト デザイナー **UI エディター**を使って、[UI ページ](ui-pages.md)や [UI ライブラリ](ui-libraries.md)を編集することができます。 UI エディターを開くには、**アセットビュー**で、**UI Page** または **[UI Libraries](ui-libraries.md)** アセットをダブルクリックします。 ![Open UI editor](media/open-UI-editor.png) すると、UI エディターが開きます。 ![UI editor overview](media/ui-editor-overview.png) UI エディターの構成は以下の通りです。 * [UI ライブラリ](ui-libraries.md)のリスト(**A**)。UI に追加することができる要素(ボタンやグリッドなど)が含まれます。 * UI ページの要素のビジュアルツリー(**B**)。 * ゲームで表示される UI ページのプレビュー(**C**)。 * UI 要素のプロパティを編集するためのプロパティグリッド(**D**)。 ## UI ライブラリ **UI ライブラリ**には、UI ページで使用し再利用できる **UI 要素**(グリッド、ボタン、スライダーなど)が含まれています。これらは、シーンエディタの[プレハブ](../game-studio/prefabs/index.md) と同様に動作します。 ![UI library](media/UI-library.png) 詳細については、[UI ライブラリ](ui-libraries.md) を参照してください。 ## ビジュアルツリー **ビジュアルツリー(Visual Tree)** は、UI ページに含まれる要素とその階層を表示します。これは、シーンエディターの**エンティティツリー**に似ています。 ![UI asset properties](media/ui-editor-visual-tree.png) かっこ内の数字は、要素が持つ子の数を示しています。ボタンなどの一部の要素は、子を 1 つしか持つことができません。 ビジュアルツリーの要素の順序を変えるには、それらをドラッグ&ドロップします。 要素を新しいグループに移動するには、要素を右クリックして[**グループ化**]を選択します。 例えば、新しいグリッドを作成してそこに要素を移動させるには、要素を右クリックして [**Group into**] > [**Grid**」を選択します。 ![Group into grid](media/group-into-grid.png) ## UI プレビュー **UI プレビュー**は、ランタイムに表示される UI のプレビューを表示します。デザインの解像度が、編集したアセットを使用する UI コンポーネントと同じであると想定して、ゲーム内のレンダリングと同等のものが表示されます。 既定では、UI は**ビルボード**であり、常にカメラに面を向けています。UI ビューカメラは**平行投影(orthographic)**です([カメラ](../graphics/cameras/index.md)を参照)。 プレビューでは、画像編集アプリケーションと同じように、要素の選択、移動、サイズ変更が可能です。 ![Select an element](media/ui-editor-selecting.gif) ![Move an element](media/ui-editor-moving.gif) ![Resize an element](media/ui-editor-resizing.gif) ### コントロール | アクション | コントロール |-------------------|-------------------------------------- | Pan | マウスの中ボタンを押しながらマウスを移動 | Zoom | マウスホイール | Speed up pan/zoom | シフトを押しながらパンやズームをする ### ツールオプション 選択ツールの色とサイズを変更するには、**UI エディターのツールバー**で、 ![Eye icon](media/eye-icon.png)をクリックします。 > [!Note] > これらのオプションは、実行時における UI の表示には影響しません。 ![UI editor view options](media/ui-editor-view-options.png) * **Guideline**: 余白までの距離を示す線の幅を変更します(ピクセル単位)。 * **Highlight**: 要素の上にマウスを移動したときに表示されるハイライトの幅を変更します。 * **Selection**: 選択範囲のハイライトの幅を変更します。 * **Sizing**: 要素のサイズを変更するために表示される、選択範囲の端にあるボックスのサイズを変更します。 ## UI ページに UI 要素を追加する 要素(グリッドやボタンなど)を追加するには、要素を **UI ライブラリ**から UI ページや**ビジュアルツリー**にドラッグします。 ![Add UI element](media/add-ui-element.gif) ## プロパティ 要素のプロパティは、**プロパティグリッド**で確認し編集することができます。 ![Property Grid!](media/element-property-grid.png) プロパティは、**概観(Appearance)**, **振る舞い(Behavior)**, **レイアウト(Layout)**, **その他(Misc)** の順に表示されます。 ### 概観(Appearance) よく使われるプロパティには、`BackgroundColor`, `Opacity`, `Visibility`, `ClipToBounds` などがあります。 ![Appearance properties](media/appearance-properties.png) ### 振る舞い(Behavior) よく使われるプロパティに、`CanBeHitByUser`(要素がタッチイベントに反応するかどうか)があります。 ![Behavior properties](media/behavior-properties.png) ### レイアウト(Layout) よく使われるプロパティには、要素のサイズ(`Height`, `Width`, `Depth`)、配列(`HorizontalAlignment`, `VerticalAlignment`, `DepthAlignement`)、自身の `Margin` があります。 ![Layout properties](media/layout-properties.png) ### その他(Misc) このカテゴリーには、要素の `Name`(名前)だけがあります。 ![Misc properties](media/misc-properties.png) ## 関連項目 * [UI ページ](ui-pages.md) * [UI ライブラリ](ui-libraries.md) * [シーンに UI を追加する](add-a-ui-to-a-scene.md) * [レイアウト システム](layout-system.md)